ドローン空撮 料金について、NISHIZAWAの考え方をご紹介します。
ドローン空撮を依頼するとき、最初に気になることのひとつが料金だと思います。
NISHIZAWAでは、ドローン空撮の基本料金を、カット数や実際に飛行した時間ではなく、現場での「拘束時間」を基準に設定しています。
また、静止画と動画で基本料金を分けていません。
現在のドローン空撮の基本料金は、料金ページでご確認いただけます。
この料金体系は最近始めたものではなく、2015年にDRONE LEAPとしてドローン空撮を始めた当初から続けています。
なぜ「拘束時間」なのか。
その理由には、私自身がずっと大切にしてきた「お客様目線」があります。
2015年当時は「カット数」「撮影時間」で料金を決める業者が多かった
2015年にドローン空撮を始めた頃、私が目にした空撮業者の料金表では、
「静止画○カットで○円」
「動画撮影○分で○円」
といった料金設定が圧倒的に多く見られました。
中には、
「1バッテリーで○円」
という設定もありました。
ただ、お客様の立場で考えると、これらは少し分かりにくいと感じました。
空撮を依頼する前に、
「静止画は何カット必要なのか」
「動画は何分あれば足りるのか」
「1バッテリーでどこまで撮れるのか」
お客様にはわかるはずがありません。
私も判断するのは難しいです。
また、静止画と動画で料金が分かれていると、両方お願いした場合に最終的にいくらになるのかも分かりにくくなります。
そこで、もっとシンプルで明確な料金にできないかと考えました。
その結果、DRONE LEAPでは2015年の開始当初から、現場で対応する「拘束時間」を基準に料金を決める方法を採用しています。
「撮影時間」ではなく「拘束時間」です
NISHIZAWAの料金でいう4時間、6時間、8時間は、ドローンを飛ばしている時間ではありません。
現場で撮影業務に対応する「拘束時間」です。
たとえば4時間のご依頼だからといって、4時間ずっとドローンを飛ばし続けるわけではありません。
現場に到着してから、撮影場所や周囲の状況を確認し、お客様とその日の撮影内容を確認します。離着陸場所や飛行ルート、安全を確保するための方法を確認したうえで、機体を準備して撮影を開始します。
撮影中も、必要に応じてバッテリーを交換したり、撮影した映像を確認したり、お客様と相談しながら次のカットを決めたりします。
「もう少し高い位置から撮ってほしい」
「今度は反対側から撮りたい」
「さっきのカットをもう一度撮ってほしい」
といったご要望があれば、拘束時間内で対応します。
撮影後には機材を撤収し、撮影を終了します。
つまり、実際にドローンが飛んでいる時間だけではなく、現場に到着してから撮影終了し、お客様に撮影データを確認していただくまでの時間全体が「拘束時間」です。
2015年に料金を考えたとき、「何カット撮ったか」「何分飛ばしたか」「何本バッテリーを使ったか」よりも、現場で何時間対応するのかを決めた方が、お客様にとって分かりやすいと考えました。
そのため、DRONE LEAPでは当初から拘束時間を基準に料金を設定しています。
そして、拘束時間内であれば、静止画・動画を問わず、必要な撮影を行う。
これが現在のNISHIZAWAにも引き継いでいる基本的な料金の考え方です。
カット数では料金を決めません
空撮では、現場に行って実際に見てみないと分からないことがあります。
事前に撮影内容を伺っていても、現場に立ってみると、
「こちら側から撮った方が建物がきれいに見える」
「もう少し高度を上げた方が周辺環境まで伝わる」
「反対方向からの映像も撮っておいた方が編集で使いやすい」
といった判断をすることがあります。
また、撮影した映像をその場で確認して、
「もう少しゆっくり飛んだ方がいい」
「今度は少し低い位置から撮ってほしい」
「同じカットをもう一度撮っておきたい」
ということもあります。
こうしたときに、カット数で料金を決めていると、
「あと何カット残っているか」
「追加料金になるか」
ということを気にしながら撮影することになります。
私は、それではお客様にとって分かりにくいですし、撮影する側も本当に必要な映像を優先しにくくなると考えました。
だからNISHIZAWAでは、カット数では料金を決めていません。
拘束時間内であれば、必要に応じて複数回飛行し、撮影内容に合わせて必要なカットを撮影します。
大切なのは、何カット撮ったかではなく、お客様が必要としている映像をきちんと撮ったかということです。
静止画と動画は同額です
2015年頃は、静止画と動画で料金を分けている業者も多く、動画の方を高く設定しているケースをよく見かけました。
しかし私は、当時から少し疑問に感じていました。
静止画と動画では撮影方法に違いがありますが、同じ機体を使い、撮影内容に応じて切り替えながら撮影します。
操作上も、静止画から動画、動画から静止画への切り替えは複雑なものではありません。
もちろん、動画撮影では機体を動かしながら構図を維持し、映像が不自然にカクつかないように、速度や旋回、カメラの向きなどを滑らかにコントロールする技術が必要です。
ただ、それは撮影する側が身につけるべき技術だと考えています。
撮影する側に必要な技術の違いを理由に、お客様にとって料金体系まで複雑にする必要はない。
そう考えたため、DRONE LEAPでは2015年の開始当初から、静止画と動画で基本料金を分けていません。
拘束時間内であれば、
「静止画も撮ってほしい」
「動画も必要」
「両方撮ってほしい」
というご要望にもお応えします。
静止画を何カット撮ったから追加料金、動画を撮ったから追加料金、という考え方ではありません。
拘束時間の中で、お客様が必要としているものを撮影する。
これも、料金をできるだけ分かりやすくしたいと考えて決めた仕組みです。
ドローン空撮で大切なのは「操縦」「安全確認」「イメージをカタチにすること」
ドローン空撮というと、機体を上手に操縦することが一番重要だと思われるかもしれません。
もちろん、操縦技術は必要です。
そして、それと同じくらい重要なのが安全確認です。
周囲の人や車両、建物、障害物、風の状態などを確認しながら、安全に飛行できる状況をつくらなければ撮影はできません。
ただ、実際の撮影では、もうひとつ大切なことがあります。
それは、お客様が思い描いているイメージを、実際の映像としてカタチにすることです。
お客様からのご要望は、必ずしも具体的とは限りません。
「こんなイメージで」
「あちらから飛んできて、ここを抜ける感じで」
「建物全体が分かるように」
「もう少しかっこよく見せたい」
といった形で、ご希望を伺うことも多くあります。
それで問題ありません。
お客様が、飛行高度や速度、飛行ルート、カメラワークまで考える必要はないからです。
その言葉から、お客様が何を見せたいのか、何を伝えたいのかを考え、実際の撮影方法に落とし込むことが、撮影する側の仕事だと考えています。
漠然としたイメージを、実際の撮影方法に落とし込みます
たとえば、
「あっちから飛んできて、こう抜けてほしい」
というご要望があったとします。
そこから実際には、
どこから離陸するのか。
どの高度を飛ぶのか。
どのくらいの速度で進むのか。
どこで旋回するのか。
カメラをどの方向へ向けるのか。
どこまで被写体を見せるのか。
周囲の安全をどのように確保するのか。
といったことを考えます。
さらに、その映像を会社紹介に使うのか、Webサイトに使うのか、SNSに使うのか、映像作品の中で使うのかによっても撮り方は変わります。
同じ場所でも、飛ぶ方向、高度、速度、カメラの向きが変われば、映像の印象は大きく変わります。
単にドローンを飛ばせば、お客様が思い描いている映像になるわけではありません。
ご要望を伺いながら飛行・撮影方法を考え、映像として成立する形にしていく。
そこまでがドローン空撮の仕事だと考えています。
空撮の仕事は、撮影当日だけではありません
ドローン空撮の仕事は、撮影当日に現場へ行ってから始まるわけではありません。
お問い合わせをいただいた段階から準備は始まっています。
空撮をご依頼いただく際には、
「何を伝えればいいのか」
「何を準備すればいいのか」
「この場所で飛ばせるのか」
「どんな映像が撮れるのか」
「誰に確認を取ればいいのか」
など、さまざまな疑問や確認事項が出てくることがあります。
そうした疑問を残したまま撮影当日を迎えるのではなく、事前にひとつずつ確認していきます。
撮影場所、撮影目的、ご希望の映像、使用用途などを伺いながら、必要な準備をご案内します。
些細なことでも構いません。
分からないことや気になることがあれば、その都度お知らせください。
撮影当日に迷いや不安が残らないよう、事前にコミュニケーションを取りながら準備を進めます。
ドローン空撮も地上撮影も動画編集も「接客業」だと考えています
ドローン空撮、地上撮影、動画編集というと、技術の仕事というイメージが強いと思います。
もちろん、それぞれに専門的な技術は必要です。
しかし私は、これらの仕事も接客業だと考えています。
お客様が何を求めているのか。
何に困っているのか。
何が分からないのか。
どう説明すれば伝わりやすいのか。
そして、言葉になっていない部分も含めて、何を望んでいるのか。
それを考えることも仕事のひとつです。
私はこれまで、マクドナルドをはじめ、長く接客の仕事に携わってきました。
一見すると、飲食店の接客とドローン空撮はまったく違う仕事に見えるかもしれません。
しかし、現在の撮影現場では、その経験が活きています。
お客様の立場で考えること。
話を聞くこと。
分かりやすく説明すること。
求めていることを汲み取ること。
これは、ドローン空撮でも、地上撮影でも、動画編集でも同じです。
技術だけでは、お客様が求めているものをカタチにすることはできません。
人と人とのコミュニケーションがあって、初めて撮影や映像制作の仕事が成り立つと考えています。
お客様の立場になって考えた結果が「拘束時間」でした
2015年に料金体系を考えたときも、撮影する側にとって計算しやすい料金ではなく、お客様にとって分かりやすい料金にしたいと考えました。
その結果が、
カット数ではなく拘束時間。
静止画と動画は同額。
拘束時間内で必要なら撮影を何回でも行う。
という現在の料金体系です。
料金の決め方と接客に対する考え方は、別々のものではありません。
どちらも「お客様の立場で考える」というところから始まっています。
NISHIZAWAのドローン空撮基本料金
現在のドローン空撮基本料金は、拘束時間によって設定しています。
・4時間 88,000円(税込)
・6時間 121,000円(税込)
・8時間 154,000円(税込)
・日の出~日没 176,000円(税込)
基本料金には、補助者1名、撮影に必要な資機材、予備日1日を含んでいます。
それだけではありません。
撮影前のご相談、撮影場所や飛行条件の確認、必要な飛行許可・承認への対応、飛行ルートや撮影方法の検討、必要なカットのご提案、空撮のディレクションなども含めて準備を進めます。
飛行場所や撮影条件によって必要となる許可・承認については、こちらで詳しくご案内しています。
ドローンの飛行許可・承認について
飛行場所や離着陸場所について使用承諾が必要な場合は、必要に応じて確認方法をご案内します。
ただし、施設や土地の関係者からのご依頼など、お客様から管理者へ確認していただいた方がスムーズな場合は、お客様に承諾の確認をお願いすることがあります。
一方で、管理者情報などをご提供いただき、こちらで確認した方がよい場合には対応します。
つまり基本料金は、単に「ドローンを何時間飛ばす料金」ではありません。
撮影前の相談や準備から、現場での安全確認、操縦、撮影、お客様のイメージをカタチにするためのディレクションまでを含めた料金です。
拘束時間内であれば、静止画・動画を問わず、撮影内容に合わせて必要な空撮を行います。
詳しい料金については、空撮基本料金ページをご確認ください。
料金を比較するときは「何が含まれているか」も確認してください
ドローン空撮の料金を検索すると、さまざまな価格が表示されます。
料金を比較するときは、表示されている金額だけではなく、その料金に何が含まれているのかも確認することをおすすめします。
たとえば、
拘束時間は何時間なのか。
補助者は含まれているのか。
静止画と動画で料金が変わるのか。
予備日はあるのか。
カット数や撮影回数に制限があるのか。
撮影前の相談や準備はどこまで対応してもらえるのか。
飛行場所の確認や許可・承認について、どこまで対応してもらえるのか。
料金体系やサービス内容は、事業者によって異なります。
大切なのは、単純に金額だけを比較することではなく、自分が依頼する空撮に何が必要で、どこまで対応してもらえて、最終的にいくらになるのかが分かることだと思います。
分かりやすい料金も、サービスのひとつです
2015年にDRONE LEAPとして空撮を始めてから、料金に対する基本的な考え方は変わっていません。
カット数ではなく拘束時間。
静止画と動画は同額。
拘束時間内で必要なら撮影を何回でも行う。
そして、撮影当日だけではなく、事前の相談や確認から対応し、お客様のイメージをカタチにするところまでが空撮の仕事だと考えています。
ドローン空撮は、機体を飛ばして撮影するだけの仕事ではありません。
操縦技術。
安全確認。
お客様のイメージをカタチにすること。
そして、そのためのコミュニケーション。
これらすべてがあって、初めてお客様が求める映像につながります。
だからこそ、料金についてもできるだけ分かりやすくしておきたい。
それが、2015年から拘束時間を基準にしている理由です。
撮影場所や内容が決まっている場合は、内容を確認したうえでお見積りします。
お見積りは無料です。